顔のたるみが重大になると、美容外科での加療という方法もあります。
まずはカウンセリングの際に自己の「しわ」「たるみ」の様子や願望するフェイスリフトを行う箇所についてきちんと伝えましょう。
また同時的脂肪吸引などの複合のオペレーションを行う場合には、そのことについても相談しましょう。
自分の願望やコンプレックス、などを考慮し手術計画が作られています。
実にさまざまなスタイルでフェイスリフトは行われています。ひとつは内視鏡を使うやり方です。
ほかには骨膜下に顔全体の挙上を目指すメソッドや、SMASと呼ばれる組織を引き上げ顔に張りを持たせるものなど、たくさん開発されているようです。
切開する場所ですが、髪の中だけに小さく切開箇所があるものがあります。また頭部から耳の後、後頭部の生え際に向かって切開線が加えられるケースもあります。
50歳前後の年齢層がこのオペレーションを希望する最も多い年代です。
この場合の切開線は典型的な側頭部から後頭部にかけてになり、そこから皮膚をひき上げます。
SMASというゆるんでしまった新組織を引き上げ、さらに余分な肌を切開線に沿って切り取るとう方法が一般的なようです。
この他、このような原則的な手術に換え、ミニリフトという側頭部の有毛頭皮を一定幅切除して縫合する方法があります。どの方法にしてもよく考えてから手術するようにしましょう。メスを入れることになるからです。
日焼け止めクリームを選ぶ時の注意点
日焼け止めスキンケア物品は数多くありますが、日焼け止め油薬はその中でももっともよく使われる種類です。
数多くあるスキンケア品物は、差当りでは百貨店や薬屋、そしてコンビニエンスストアでも単簡に手に入るようになっています。
日焼け止め油薬は、紫外線を防止するための大事な品目ですが、実にさまざまなジャンルの日焼け防止商品が出回っており、その分買い求めるときに注意しなければならないこともあるのです。
まず日焼け止め用品にはSPFの数値が必ず書かれてあります。
シミやそばかす、そして皮膚がんの素因でもある紫外線B波を遮断する力を表しているのが、SPF値です。日焼け止め油薬など何も付けていない人肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に延ばすことが出来るかという規範です。
たとえばSPF値が2であれば、日焼けが始まるまでの時間を3倍まで延長できるということです。
また、SPF値と同様に記されている数値があり、これがPA値です。
このPA値は紫外線A波(UVA)を遮断する力量で、+、++、+++という3段階で表されますが、紫外線A波は皮膚を黒くする上にしわやたるみの導因にもなるのです。
また皮膚にできるだけ負担にならないものを使用するためには、日焼け止め油薬の中でも香料や着色料、そして防腐剤、紫外線吸収剤などが使用されていないものを選ぶようにするといいでしょう。
皮膚を守るための日焼け止め油薬も、長時間つけていると肌へ負担をかけることになります。SPFもあまり高すぎると日焼けよりも今度は肌への負担が心配になるので、日常ではSPF20程度の日焼け止め油薬で十分でしょう。